京急線糀谷駅前くすのき歯科です。
本格的な冬を迎えますねぇ。お鍋で熱燗、ぬる燗がたまらないですかね?
とはいえお酒をほとんどたしなまない、ちょっぴりなめる程度の私ですけど(笑)
さて今日はうがいのお話です。ブクブクうがいというかぶくぶくして口をゆすぐ。
これって何気なくしていますがとても複雑な、いろいろな筋肉を使うことによってできているのです。
そんなお話。
ぶくぶくうがいの効用
ぶくぶくうがいをするには、口唇を閉じて、鼻腔と咽頭を遮断して口腔内に水を貯めます。頬や口唇を膨らませて「ぶくぶく」動かし、最後に口をすぼませ水を吐き出します。
この一連の動きが唇を閉じたり頬、舌のスムーズな動きを促す効果が期待できます。
健康な人にとっては無意識に出来る一連の動きですが、身体機能や口腔機能が落ちていると、むせてしまったり難しい場合が少なくありません。
うがいは「40秒」意識して行ってみて下さい。
ぶくぶくは、左頬10秒→右頬10秒→上唇10秒→下唇10秒行ってみると、口腔機能の問題のない健康な方でもかなり口の周りが疲れると思います。
それだけ、口の周りの筋肉を使う動作なのです!
高齢期に注意したいのは、口の中で繁殖した細菌が唾液とともに肺に入りこむことで起こる肺炎(誤嚥性肺炎)です。誤嚥性肺炎のリスクを確実に減らすには、歯みがきの後にしっかりうがいを行うことでお口の中を清潔に保つことができます。
また何歳になっても食事をおいしく楽しみたいものです。
そのためには歯をできるだけ残すとともに、咀嚼(噛む)と嚥下(飲み込む)を行う口の働きが維持されなくてはなりません。
ぶくぶくうがいは、口をしっかり結び、頬やあごの筋肉を活発に動かし、むせないように咽頭をふさぐなど、咀嚼と嚥下の機能を保つトレーニングにもなります。
そして若い方やちょっと老けたなぁなんて思う年頃の方々には美容効果抜群ですよ。
ぶくぶくで積極的に頬周りの筋肉を動かす事で、ほうれい線予防やお顔のリフトアップにも効果的です。スマイルライン(笑った時の口唇の形)もより綺麗になります。
ほうれい線ほうれい線と心の中で呟きながら私も毎日1分くらいぶくぶくうがいをしています。
結構喉の奥の方が疲れますよ。
ではでは寒い季節お風邪に気を付けて
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