京急空港線の糀谷駅から徒歩30秒、くすのき歯科医院です。
みなさん、「ユマニチュード」という言葉を聞いたことはありますか?
ユマニチュードとは「人間らしさを取り戻す」という意味をもつフランス語の造語です。
先日、ユマニチュードの医療従事者向けのセミナーを受講してきました。
考案者は、フランスの体育学の先生で、病院スタッフの腰痛予防プログラム指導者として介護現場に赴いた経験をもとに、約40年以上にわたり普及されています。一言でいうと「優しさを伝える技法」です。
この技法は、「ケアする人とは」「人とは」「ケアとは」を問う哲学と、それにもとづいた実践的なテクニックから成り立ちます。良いケアとは、単に相手に優しく付き添い、何でもやってあげるというのではないのです。また、いくら技術があったとしても、その使い方が間違っていては何にもならないのです。
ユマニチュードには、哲学に基づいた4つの基本の柱「見る」「話す」「触れる」「立つ」があります。これって、、、、そうです。私たちが、赤ちゃんに接するときに自然と行っていることなんです。ヒトの赤ちゃんは、この基本の4つの柱の行為をしてもらうことにより、種として迎えられるという、社会的な誕生(第2の誕生)を迎えます。でも、赤ちゃんに対してはできても、どのような相手に対してもできるものではないのです。だから、私たちは、学び、技術を習得し、実践していくのです。
ということで、丸一日かけて受講してきました。
具体的な介護の場におけるありがちな場面から、ユマニチュードの技法を用いてケアを行うと、ケアを受ける方がどのように変化するかなどを、見て、感じて、学んで、話し合って、きました。
この得た技法を早速実践していきたいと思います。
ユマニチュードは、雑誌やメディアにも取り上げられており、最近では、雑誌「クロワッサン」にも特集がありました。

雑誌クロワッサンでは、主に、認知症ケアへの新しい技法として紹介されていました。
ご興味のある方は、「高齢者ケア研究室」が作成したyou tube動画があり、よくある困った状況を「うまくいかない例」と「ユマニチュードからの提案」を比較しながら学べます。また、一般向けのの書籍「家族のためのユマニチュード(誠文堂新光社)」や、研修会もありますよ。一度ご覧になってみてください。
#日本ユマニチュード学会