大田区糀谷駅前くすのき歯科です。
まぁ桜も段々と葉桜となりましたが急に暑くなってきましたぁ。
さわやかな季節っていつのことになるのでしょうかね?
さて久しぶりに小難しい本を読んでいます。
この本は、『平穏死のすすめ』という本の著者である石飛先生の講演の中で医療人なら是非読んでみなさいとおっしゃっていた本。
細分化された現代医学の弊害や進歩した医療の裏に見える悲しみなどがつづられているように思いますが
そこにこんな一文があります。
【視野の狭い専門家ほど危険なものはない】
この本の著者であるアレキシス・カレルさんのおっしゃる視野がどれほど広いのかはわかりませんし
比較にもならないでしょうけれど、私も常々同じように考えています。
患者さんのお話の短いセンテンスの中にはたくさんのヒントが隠されています。
そこをどれほどくみ取り、あーかもしれないこーかもしれないと想像していき、この患者さんが欲するものはこれなのかもしれないというところに落ち着く。
私が思うに視野が狭いとこの作業が中々進まないのではないでしょうかね?
では視野を広げるにはどうしたらよいのでしょうか?
これは難題ですね。
私は様々な分野の方々と会話をすること、人生の先輩とたくさん話すということで自分の偏った思考の癖を修正したり、新たな考え方をストックしたりしています。
本を読むも大切なことですね。
本を読んでいるとヒントとなるキーワードや一文に出会います。
それをしっかり自分に落とし込んでくわけですねぇ。
日々の患者さんとの会話や問診によって語られる訴えを自分の考えだけで決めつけてしまわないで
異分野の思考であっても応用したり利用することの大切さ。
特に在宅診療では本当に大切なことだなぁとつくづく感じます。
日々努力、精進ですな。。。。頑張ります~。
あー花粉症・ひのき~早く終わらないかなぁ。
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